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2010/7/8 「できないよ」と誰が言えますか?

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こんにちは。鈴木達也です。


セミナーで、人の可能性について話をしていました。

大雑把に言うと、

「人は自分でも自身の能力や可能性の全ては見えない。だから、
やりたいことを、能力がないからとかできそうにないからと思う必要はない。
また、人が本当にやりたいと言っていることを止めてはいけない」

といった内容でした。



子どもに関わる人を対象にしたセミナーでしたので、こんな質問が出ました。


「でも、子どもが明らかにできないことをやりたいと言ったら、どうしたら
  よいでしょうか? 絶対に失敗すると分かっていることをやらしても、
  本人が傷ついたり、周りが大変になるだけじゃないでしょうか」


私は、その質問を聞いてある親子の話を思い出し、紹介しました。
お父さんはディック・ホイトさん。息子はリック・ホイトさんという名前の
アメリカ人です。


リックさんは出産時の事故でほとんど身体が動かせず、話ができない状態
でした。医師は、リックさんは脳の障害で人の言葉を理解できず、
コミュニケーションを取ることは不可能だろうと診断しました。


しかし、ディックさんと奥さんはリックさんの様子を見て、彼が話を理解
しているように思えて仕方がありませんでした。いくつもの病院を周り、
ついに彼には理解能力があることを突き止め、コンピュータを介して
コミュニケーションをとることに成功します。


リックさんは高校生の時、マラソンランナーを見て、
「ボクもあれがやりたい」と言います。
通常、車椅子ランナーは自分でホイールを回して走ります。
しかし、リックさんは自分の身体を動かしてホイールを回すことが
できなかったのです。お父さんのディックさんは、息子のために車椅子を
押して自分が走ることを決意します。


ディックさんはそれまで運動とは無縁で、ちょっと走ればぜいぜいしてしまう
ような状態でしたが、息子のためにトレーニングを重ねます。
そうして、マラソン大会にエントリーしますが、どこも参加を受け入れて
くれません。車椅子を押して走る二人組ランナーなど、それまでどこにも
いなかったからです。


諦めずにエントリーを続けたディック親子はついにマラソン大会に出場を
果たします。そして、完走するのです。
「こうして走っていると、自分の身体が動かないを忘れてしまうよ」
リックさんは言い、彼らは何度も何度もマラソンを走り続けます。
そして、ついには、トライアスロンにも挑戦するのです。


身体がほとんど動かない息子と運動不足だったお父さん。
彼らがどのようにトライアスロンを行ったのかはこちらのビデオを
ご覧ください。


http://www.youtube.com/watch?v=2GphmdhLMGE&feature=related



身体がほとんど動かない息子と運動不足だったお父さん。
彼らがトライアスロンをできるのだったら、「君にはできないよ」と
誰が子どもに言えるでしょうか?


それではまた。




※ らばQさんのエントリーを参考にさせていただきました。


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